[外部団体論]


ここでは、駒場祭と企業などの外部団体との関わり方、そのあるべき姿について話しておきたいと思います。

駒場祭委員会規約第2条には「本会は駒場祭を駒場に所属学部・学科のある東京大学学生(以下、駒場生と称す)の自主的な学 術・文化活動の場として行うために設けられる」とあります。そこで、問題となるのは次のような場合です。

まず企画によるスポンサー契約が問題となると思いますが、これについては「企画の財源をめぐる諸問題」に任せるとして、ここでは企画団体による外部団体の宣伝行為やそれに類する行為それ自体について考えてみたいと思います。

駒場祭に外部団体の宣伝が入り込むことはなぜいけないのでしょうか。それは、それら企業などの外部団体が、学生の団体とは比較にならないほどの組織力と資金を持っているからです。企画のためにそういった外部団体に手を借りるのであっても、彼らの力が駒場祭に流れ込むことで、駒場生の自主的活動が隅に追いやられるようでは本末転倒ですし、来場者にも駒場祭が駒場生のものではないような印象を与えてしまいます。また、企業などの宣伝活動は国立大学構内では禁止されており、駒場祭期間中も、それを守る約束で敷地を学部から借りているという実状があります。そこで、今期の駒場祭委員会では、企画の自主的活動を、ひいては駒場祭を守るため、以下のような決定をしました。皆さんの理解と協力をお願いします。


  1. 作成に企画の自主的活動の介在しない出版物・試供品等は、その配布を禁止する。
    これは、外部団体が作成したパンフレットや試供品を配ることを禁止しています(そのようなものを外部からもらってくることは、「自主的活動」には当たらないと考えます)。学生が作成したパンフレットなどを配るのはかまいません。

  2. 企画参加者以外による宣伝・勧誘行為は、内容の如何を問わず禁止する。
    これは、駒場祭の場で駒場祭に参加していない団体が宣伝するのを防ぐためのもので、企画参加なさる皆さんには関係ありませんね。

  3. 企画登録のなされていない個人、団体による場所を占有する行為は禁止する。
    これは、企画参加していないものが場所を使用することを禁止し、企画参加した企画の正当な場所使用権を確保するためのものです。企画登録していないということは、駒場祭委員会の指揮下に入っていないことであり、そのような団体に駒場祭委員会が学部から借りている場所を使用させることはできません。これも当たり前のことでしょう。

先ほども申しましたとおり、これは駒場祭を守るための決定です。ですが、これさえ守れば後は何をしてもいいというわけではありません。我々は駒場祭全体をまず守らなくてはならないので、ここに抵触しない行為でも、問題性が認識された場合は何らかの対処をすることになりますし、その際は駒場祭委員会の指示に従ってもらいます。ですので、もし自分達の行為がここに定義されていなくても、少しでも外部団体などが関わってくようなものであるなら、駒場祭委員会まで相談に来て下さい。

もしこれらのことを守ってもらえないと、来年以降の駒場祭が危機に瀕してしまうことも十分考えられます。繰り返し、皆さんの理解と協力をお願いします。


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