連載コラム第三回(7/7)
水汲み場の災難 part2

 今回も引き続き水汲み場でのお話。前回の水詰まりなんかはしょっちゅう起こることですが(石鹸は初めてでしたけど…)、今回は委員もちょっとびっくりした事件です。
 さて駒場の排水設備、はっきり言って古いです。戦前、農学部が駒場にあった頃から使われていると思われます。その証拠に排水管のマンホールには『農』の文字が未だに刻まれている物もあります。その後駒場キャンパスの主が旧制第一高校、教養学部と変わったにもかかわらず、です。ではその排水設備、どの様に今回の事件に関係しているのでしょう?
 とある駒場祭委員が仕事の合間にぶらぶらと構内を見回っていたときの事。小春日和にもかかわらず、一号館と11号館の間の道に水が流れているではありませんか!「なんだなんだ?」と、流れを遡っていくとそこには11号館南水汲み場が。「また溢れているの?」いや、どうもそうではありません。順調に水は流れています。原因は下の方、水汲み場臨時配水管と通常時からある排水溝との接続地点にあるようです。さてさてこのままでは近隣の模擬店の営業に支障を来してしまいます。駒場祭で何か起こったらそれを解決するのが駒場祭委員会。委員はまたもゴム手袋を装着して問題解決へと乗り出しました。原因を地面の排水口の詰まりと見た委員は、しゃがみ込んで排水口を探ります。でもどうも違う…。詰まっていないように思えるのです。そこで臨時措置として、水汲み場を使用停止させ排水の汲み出しに取りかかりました。ところが…、汲みだしても汲みだしても一定以上水位が下がらないのです。これでは使用を開始したら、また元通りになってしまう。困った駒場祭委員会は学部との窓口、学生課に救援を求めます。そして、その手の業者に来てもらい、直してもらう事に。次の日、一応処置をした業者の方に聞くに、どうも配水管が傾いているらしく(意味無いですよね)、その低い位置にある水汲み場の排水溝に水がたまるのはどうしようもないらしいのです。奇しくも前々日の雨で水位の増した排水管の処理能力を越えてしまったようでした。そこで残念ながら、駒場祭委員会は11号館南水汲み場の使用中止を決定。企画の人には涙を飲んでもらうこととなりました。
 しかし、実はこのとき直っていたとしても、この水汲み場は次の日には使用中止になっていたのです。というのも、その日の深夜酔っぱらいによって水汲み場の排水管が破壊されてしまったのですから…。というわけで、駒場祭で酔っぱらっちゃう方々、公共の資材を破壊しないでね。迷惑を被るのは貴方達だけでなく、近隣の企画の人々にまで及びます。そういうことは自分の家でやりましょう。自分の物を自分の責任で壊すなら誰も文句を言わないのですから…。

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