Web駒場祭
映画「ナヌムの家」上映会

日時:駒場祭各日13:00〜17:00/場所:1233教室(12号館3階)


「ナヌムの家」――それは韓国語で「分かち合いの家」を意味します。そこでは、日本軍元「従軍慰安婦」のハルモニ(おばあさん)たちが今、支えあい、ささやかな共同生活を営んでいます。映画『ナヌムの家』は、彼女たちの日常に寄り添い、そのつぶやきを暖かいまなざしでとらえた珠玉のドキュメンタリーです。

ここで私たちが出会うのは、心身に受けた深い傷が、戦前・戦後の長い抑圧の中で静かな澱(おり)となり、それが時に沈黙として、つぶやきとして、歌として、<いまここに>立ち上がってくる、その瞬間です。ハルモニたちの生活を支えるユーモアやしたたかさに微笑みつつも、同時に、映画を見ているこの私はどこに立っているのだろう?彼女たちの経験は本当に遠い過去の出来事に過ぎないのだろうか?・・・と私たちの日常を「不安に」させてくれる、そんな作品です。

私たち「映画『ナヌムの家』上映会実行委員会」は、「従軍慰安婦」という言葉は知っているけれど、ある種の一括りなイメージしか持っていない、もしくはそんなことと一生関わらずに生きていけそうな、そんなあなたと一緒にこの映画を見たいと思って企画しました。

3日間、日替わりのゲスト[24日:金(キム)富(プ)子(ジャ)さん(ジェンダー史研究者)、25日:イ・ヨンスクさん(言語社会学研究者)、26日:川田文子(かわたふみこ)さん(ノンフィクションライター)]もお呼びしています。ぜひ足を運んでみて下さい。