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日時:24日(日)13:00〜 場所:1214教室 主催:教養学部歴史学研究会


9.11とアメリカ的世界秩序
〜イラク攻撃のさし迫る今、問われる私たちの世界観〜

 9.11から1年余のいま、私たちはいったいどのような時代に生きているのでしょうか?
 9.11事件に直面したブッシュ大統領は「野蛮から文明を守る戦い」として、アフガニスタンに対して「対テロ戦争」を強行しました。そして今、イラクを「ならず者国家」と名指しして軍事攻撃を仕掛けようとしています。しかし、そもそも「テロとの戦い」とは一体何なのでしょうか。「テロ対策」を云々することが問題なのでしょうか?
 このような戦争の暗雲垂れ込める時代だからこそ、私たちひとり一人の世界観が問われているのではないかと、考えます。
 「冷戦後」の現在とはどのような時代なのでしょうか。なぜ21世紀のいま、「イスラム復興」なのでしょうか。そもそも、冷戦とは、「社会主義」とは何だったのでしょうか。
 それぞれの領域の第一線でご活躍なさっている講師の方々をお招きし、活発に意見を交わしたいと思います。


<タイムスケジュール及び各講師の問題提起概要>

第1部 問題提起

13:10〜 西谷修氏
「第2次世界大戦によって完了した世界の一元化を、西洋諸国のヘゲモニーにおいて永続化しようとする支配体制」としてのアメリカの「世界新秩序」に警鐘を鳴らす西谷氏が、<世界史>の観点から冷戦後の現代世界の様相をえぐり出す。

13:50〜 飯塚正人氏
「イスラム原理主義」ということばがあまりにも不用意に使用され、「テロリズム」と等置される中で、イスラム復興の歴史とイスラム主義の思想に迫る。

14:30〜 渡辺克彦氏
冷戦後の宗教=民族紛争、宗教的なものを拠り所とした先進国とりわけアメリカへの反抗の巻き起こる現代世界。この歴史的意味を社会科学的に突き出す。

第2部 15:20〜 質疑応答、討論

講師紹介
西谷修氏
東京外国語大学大学院教授
思想文化論専攻
著書に『世界史の臨界』(岩波書店)、『「テロとの戦争」とは何か』(以文社)など多数
ホームページ

飯塚正人氏
東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所助教授
88〜90年 在エジプト日本国大使館専門調査員
中東地域研究、近現代イスラム思想・運動研究
共著書に『イスラムに何がおきているのか』(平凡社)など
ホームページ

渡辺克彦氏
歴史学研究会(本会)OB
民族問題や社会主義の問題についての社会科学的研究を市井で続ける


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