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東京大学地文研究会天文部

 東京の夜は人工の光に満ち溢れています。そのおかげで私たちは夜でも昼のように活動することができます。しかし、その分見えなくなっているものがあります。美しい星空です。


下の写真は、カメラで長時間光を集めて肉眼より星の輝度を高めて撮った写真です。


 このような星空は今や都心では見られなくなってしまいました。……駒場祭の3日間を除いて。

 というわけで東京大学地文研究会天文部(以後、天文部)の「プラネタリウム-すぐ近くにある星空-」の紹介です。
 このプラネタリウム、魅力は何と言ってもその質の高さです。 アマ最大級の大きさを誇るドームにレンズのピントをうまく合わせてぼやけない精確な星空を映し出します。普通アマのプラネタリウムでは光を開けた穴に通すだけなのですが、このプラネタリウムではレンズで球面に焦点を合わせてくっきりと星を映し出します。


 ちなみに支えはドームを支えるものではなく、遮光用の銀色のシートを支えるためです。黒色なので直射日光にで熱くなりすぎないよう細心の注意を払っているそうです。



星空を映し出す映写機です。これを32個も合わせて星空を映し出します。


映写機の位置の調整は何十時間もかけて行っているとか…。こだわりを感じます。


今や都心では見られなくなってしまった星空が見事に再現されています。

 このようにプラネタリウムなので実際にはなかなか見られない南半球の星空まで見られます。星空に詳しい方にとっても新鮮な楽しみになると思います。

 ところで、プラネタリウムを展示する天文部員は普段何をしているのか?それについてもご紹介いたします。
 まず、様々な季節の星空を見るために年6回、星がはっきり見えるように新月の時期に合わせて合宿を行っています。そこでは星空を眺めていたり、上のような写真を撮ったりと思い思いの楽しみ方をしています。また、月一回山梨県北杜市の天文部専用の観測所に行くなど常に星空に触れています。

 そんな部員の方々が丁寧に説明してくださるので、星空に詳しくない方も楽しめるプラネタリウムになっています。是非この機会に、普段は気づかないけどすぐ近くにある、思っているよりずっときれいな星空をご覧になってはいかがでしょうか。

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