ハートアートプロジェクト立ち上げのきっかけは何ですか?

私たちはアートが好きでよく見るのですが、見るとやっぱりそれについて語りたくなります。でも東大には周りにアートを語れる人がとても少なく、寂しい思いをしてきました。
そこで、アート好きを少しでも増やしたい、みんなのハートの中にアートの居場所を作りたい、と思ったのが最初のきっかけです。アートを、作ることはできなくても伝えることはできる、という想いで立ち上げました。
五月祭に向けての準備はいつからおこなっていますか?
昨年の駒場祭で発表を終えたあとから五月祭への展望自体はありました。しかし本格的に動き出したのは、新メンバー2名を迎えた2月からです。
一般の人がアートになじみがないのはなぜだと考えられますか?

20世紀にはアートが非常に複雑化・多様化したため、アート全体を包括する「見方」というのがなくなってしまいました。例えば、ダヴィンチの「モナリザ」とデュシャンの「泉」を同じ言葉で語るのはほとんど不可能でしょう。これらを楽しむためには、やはりそれぞれへのアプローチの仕方をある程度知っている事が必要になります。
しかし私たちの世代に行われた教育では、図画工作/美術と言えば作る事ばかりに重点が置かれ、それらを学ぶ機会はほとんどありませんでした。アートの「見方」が分からないこと、これがアート離れの原因ではないかと私たちは考えます。
アーティストのトークイベントにはどのような方がいらっしゃいますか?
先日東京ワンダーサイト本郷にて行われました「Double Cast」展で話題となった、岩井優(いわい・まさる)さんをお招きします。 岩井さんは、現在は東京藝術大学大学院博士課程に籍を置きつつアーティスト活動をされている方です。
当日は、「アートをみること」をテーマにゲストトークして頂きます。アットホームな雰囲気で来場者の皆様にも親しんで頂けるようなイベントにしていきたいと思います。
最後に、五月祭への意気込み、来場者の方へのメッセージをお願いします。

アートを楽しめるのと、そうでないのとでは、人生の面白さが全く変わってきます。今アートに興味があるかないかに関わらず、皆さまどうぞお気軽に遊びに来てくださいね。
一生懸命作り上げた人形劇映像をご用意してお待ちしています!
昨年の駒場祭ではたった2人で企画し、好評だったハートアートプロジェクト。その駒場祭を見て、参加したいというメンバーを加えた4人で臨む五月祭。
新たな試みとなるゲストトークや、新作を用意した人形劇映像が、見る人をアートの世界へと誘うことでしょう。