唱頂の大員インタビュー
五月祭のテーマソング「五月の風」を歌う、4人組バンド「唱頂の大員」。
ライブの休憩中、楽屋に突撃しちゃいました!

――早速ですが、五月祭のテーマソングを手がけることになったきっかけを教えてください。
今はもう卒業されているんですが、僕らの路上ライブを見てファンになってくれた方に、学園祭のテーマソングを作る企画を出したいと持ちかけられたんです。僕らもテーマをもらって曲を作るというのは前にもやったことがあったので、じゃあ、ってことで始まって。
作曲して、それを委員会の人の前でプレゼンしたんだよね(*1)。
*1 第81回五月祭「スター企画」。奇抜で新鮮なアイデアを持つ企画に、委員会が資金・広報面で補助をするというもの。
「東大五月祭」ってイメージで、このためだけに曲も歌詞も作ってね。
今思えば、落ちるかも知れないのに頑張って作ったよね(笑)
――提案された時はどう思いましたか。
そこまで学生が主体的に携わって企画を通して、というのにびっくりしました。僕らの大学ではもっと受身というか、決められた枠組みの中でしかやってなかったので。
結成のきっかけが「高校の文化祭に出よう」だったので、学園祭のために曲を書けるというのはすごく嬉しかったですね。
――聞いていたのと実際に見た五月祭では、イメージは同じでしたか。
結構そのままだったかな。彼女(編註・提案者)は結構熱い人だったんで。
規模が大きかったよね。
フィナーレの一体感に感動しました。委員長の挨拶にみんなが「おー」って反応する感じ。その一翼を担えるのも嬉しいことです。
――生の歌があるのとないのでは、やっぱり違いますからね。
――では、東大生に持っていたイメージと、実際に見た感じは……。
違った。(一同)
カタくて変な人ばっかりかと思ってたけど、例えば委員長とかと喋ってみると、意外に普通の大学生って感じでびっくりしました。
出演の合間に五月祭を回ってみたんですけど、テレビのインタビューでよく見る東大生ではなかったですね。
プロレスとかやっててびっくり。ステージではダンスとかハッチャケてる人が多くて。勉強だけじゃないんだなって。ちょっと悔しいけど(笑)
――「五月の風」は、作業中や参加企画への説明会などの時に流して、皆のモチベーションアップに役立っています。
嬉しいね。音楽ってそういう力があるんです。
音楽の力でメッセージが伝わるなら、ミュージシャン冥利につきます。
――「五月の風」は五月祭でしか演奏しないんですか。
五月祭と、五月の前後のライブで演奏します。「東大の五月祭の曲なんだよ、来てね」と宣伝してます。
――東大と聞いたお客さんの反応はどんな感じなんでしょう。
良いですよ。「おー、あの赤門の? 安田講堂の?」って感じですね。
やっぱり東大というと知らない人はいないですからね。
東大って大声でアピールできるのがいいよね。
学問ではくぐれなかった門を、音楽でくぐった感じ(笑)
呼ばれたら他大の学園祭も行きたいなぁ。
いやいや、東大一本で行きますよ、僕は! (笑)
今年は晴れるといいよね!(*2)雨男とかみたいに、雨教授がいるんじゃないですか?
*2 五月祭で2年連続ライブを行っているが、あいにくどちらも雨だった。
――委員会では委員長の人徳で決まるということになってます。今年は……まあ大丈夫そうですかね(笑)
僕らを紹介する人が皆「さつきさい」って言うんですよね。いや、「ごがつさい」なのに、っていう。
――昔、「さつきさいと呼ばないで」というテーマができたほどです(笑)
「ごがつの風」が浸透することで、逆に「ごがつ祭」も浸透していっても良いよね。
――「唱頂の大員」も読み方が難しいと思んですが、どうやって決まったんですか。
まずはインパクト。そして、英語名のバンドが多い時代に日本語、しかも既に存在してイメージが決まっている言葉じゃなく、造語で。意味がなく真っ白なところに、自分たちの色をつけていきたかった。
「唱頂の大員」って言ったら僕らしか意味しない、って個性を求めて。
高校の文化祭で見たっていう人が、名前覚えてくれてて、8年後にショッピングモールでのライブの時に声掛けてくれてね。
インパクト強すぎて、名前の方が僕らより大きくなっちゃって(笑)
――最後に、五月祭に来る一般のお客さんにメッセージをお願いします。
五月祭って、色んなことやってておもしろいってのを強調したいですね。固いイメージがあるかもしれませんが、そんなのは忘れてください!
騙されたと思って来ちゃいなよ!
(一同)騙してないから(笑)
フィナーレには皆の準備期間が凝縮されてるなあって。あれがあってやっと終わるというか。MFAの表彰(*3)で、「あれ、私見に行った企画だ!」ってのも醍醐味かも。皆で一つになる感じ、最高ですよ!
*3 MF Awardsという委員会主催の企画。来場者に好きな企画に投票してもらい、ジャンルごとの得票数が多い優良企画はフィナーレにて表彰される。
今年はリニューアルしたバージョンを作っています。新しいものを披露できるようにがんばります!
――ありがとうございました!
お知らせ
フィナーレ(5月30日17時・安田講堂前ステージ)で、唱頂の大員ライブがあります。「五月の風」を皆で歌いましょう!
また、「五月の風」は、テーマソングページからもダウンロードできます。
唱頂の大員(しょうちょうのたいいん)
1994年の結成以来、千葉県を中心に活動するギターロックバンド。多彩な表情をもち、緻密に紡がれた独創性の高いサウンドと、その音の中でも決して埋もれることのない、柔らかな透明感と力強さの両方を持ち合わせたボーカルに、「聴けば聴くほど、良い」と高い評価が寄せられている。2007年には千葉ロッテマリーンズ公認応援バンドとしてマリンスタジアムで応援ライブを行い、ワンマンライブ、3枚のミニアルバムリリース、ラジオのレギュラー番組の放送など、精力的に活動を続けている。

