2019年度東京大学教養学部
オリエンテーション委員会

新歓活動を受けるにあたっての諸注意

学内で新歓を行う団体の新歓活動には、皆さん自身を守るためのルールが定められています。
新歓活動の場において常に皆さんの意思が尊重されて、その選択の任意性が守られるように以下のようなルールがあること、これが守られなければ皆さんにとって将来にわたる大きな不利益をもたらしうることを、皆さんもお含みおきください。

1. 個人情報の提供

サークル・団体選びを有意義なものにするためにも、個人情報の自己管理は徹底してください。
不要と判断した場合は、個人情報を提供する必要は一切ありませんし、一度提供した後でも、処分を要求することができます。
また、新歓期用に、新しい連絡先を用意することで、不必要な個人情報の流出を減らすことができます。

紙に記入する場合

紙が1人1枚ずつ交換されていることを確認してください。記入した個人情報を他の記入者に見られることを防ぐためです。

パソコンやスマートフォンなどの画面に入力する場合

1人ずつ、入力画面が切り替えられていることを確認してください。紙への記入と同様の理由です。

二次元コードや赤外線を利用する場合

新入生側が二次元コードを提示することは禁止です。読み取りではなく撮影される危険があります。団体が提示した二次元コードを読み取るのは、問題ありません。
赤外線を利用する際も同様です。

2. 飲酒

本学でも以前飲酒による死亡事故が発生したように、飲酒はとても危険な行為です。また、飲酒により冷静な判断力が失われ、皆さんの不利益となる判断を強制されるリスクも高まります。
そのため、新歓活動に関わる飲食の場では、年齢に関わらず飲酒はしないでください。

3. 危険な勧誘行為

破壊的カルト集団をはじめとした危険な団体による勧誘活動が、これまで東京大学内外で行なわれてきました。
新歓期には新しい環境に慣れていない新入生を狙って、そのような団体の活動が活発化します。
新入生の皆さんは、せっかく始まった大学生活を棒に振らないためにも、新歓期独特の雰囲気の飲まれることなく、冷静に判断してください。

注意すべき勧誘手口

  • アンケート協力・セミナー・勉強会などの誘いを装って話しかけられる
  • 過度に親近感を高める言葉・褒め言葉をかけられる
  • おごり・過剰な物品の授受などにより、負い目を植え付けられる
  • 繰り返し二者択一式の質問をされ、無意識のうちに誤った結論に誘導される
  • 電話・メールなどで、過度に連絡される
  • 他愛もない話をした後、飲食店など別の場所へ連れていかれる
  • マンションの一室など、密閉空間へ連れ込まれる
  • 団体について、口止めされる
  • 大学の授業・クラス、それまでの人間関係を否定され、社会から隔離される

過去の事例

危険な勧誘行為が行われて大問題になった事例が存在します。ある団体は上記のような危険な勧誘行為を駆使して学生を洗脳し、団体に組み込みました。その後、本人の意思を奪って霊感商法などの反社会的活動に動員しました。この問題を受け、その団体は現在も自治活動から排除されているという異例の措置を受けています。